タイの主要空港を管理・運営するタイ空港公社(Airports of Thailand: AOT)が2022年5月の運用実績を公表しています。
バンコク2空港(スワンナプーム空港、ドンムアン空港)の総旅客数は3,214,500人。このうち国内線は2,058,613人(スワンナプーム926,444人、ドンムアン1,132,169人)で、国際線が1,155,887人(スワンナプーム1,075,591人、ドンムアン80,296人)。
スワンナプーム空港の国際線旅客数が単月で100万人を超えるのは2020年3月以来、2年2か月ぶり。同空港ではコロナ前は毎月400万~500万人が国際線を利用していたため、20~25%程度まで回復したことになります。
一方、ドンムアン空港の国際線旅客数はコロナ前は月間150万人程度でしたが、先月はわずか8万人。こちらはLCCによる中国路線や東南アジア路線が中心で、現時点では中国への定期便が再開されていないこともあって国際線の利用者はコロナ前の5%程度に留まっています。
スワンナプーム空港の国際線旅客数(2022年)
1月 290,765人
2月 270,149人
3月 473,773人
4月 732,601人
5月 1,075,591人
ドンムアン空港の国際線旅客数(2022年)
1月 4,116人
2月 3,615人
3月 7,129人
4月 20,159人
5月 80,296人