シンガポールのチャンギ空港の空港使用料が11月1日に改定されます。
現在、同空港から出発する乗客は空港使用料として52.3シンガポールドル(以下S$)を航空券購入時に支払っています。内訳は旅客サービス・保安費がS$35.4、空港開発税がS$10.8、空港税がS$6.1。
これが11月1日からは旅客サービス・保安費がS$40.4に空港税がS$8にそれぞれ値上げされ、合計ではS$59.2となります。現在のレートで換算すると約6,000円ということに。
また、旅客サービス・保安費については来年以降も2025年まで毎年値上げすることが決まっています。チャンギ空港の空港使用料は以下のとおり。
2022年10月30日まで
旅客サービス・保安費: S$35.4
空港開発税: S$10.8
空港税: S$6.1
計S$52.3
2022年11月1日~2023年3月31日
旅客サービス・保安費: S$40.4
空港開発税: S$10.8
空港税: S$8.0
計S$59.2
2023年4月1日~2024年3月31日
旅客サービス・保安費: S$43.4
空港開発税: S$10.8
空港税: S$8.0
計S$62.2
2024年4月1日~2025年3月31日
旅客サービス・保安費: S$35.4
空港開発税: S$10.8
空港税: S$6.1
計S$65.2
旅客サービス・保安費を毎年値上げすることについては以前から決まっていたものの、ここ2年間はコロナの影響で一時停止されていました。東南アジアの他の空港に比べ元々割高だった上にこのところの円安の影響で我々日本人旅行者にとってはかなり負担が大きくなります。
なお、トランジット客(乗り継ぎ客)の空港使用料については現在のS$9(旅客サービス・保安費S$6、空港開発費S$3)で変更はありません。
詳細については以下のアナウンスよりどうぞ。
Fees and levies at Changi Airport to be revised from 1 November 2022 | Changi Airport Group