空港を利用する乗客が支払う空港使用料(空港税)。
かつてはターミナルで直接払っていたのですが、現在は航空券購入時に運賃と共に徴収されているケースがほとんどです。東南アジアの主要空港の同税はいくらなのか調べて比較してみました。

今回は国際線を出発する大人の旅客が支払う料金を調査(各国政府が課している出国税の類も含む。いずれも2025年11月13日時点でのデータ)。比較対象として日本の主要空港についても掲載しています。
日本
成田国際空港(第1ターミナル、第2ターミナル)
旅客サービス施設使用料 2,460円
旅客保安サービス料 700円
国際観光旅客税 1,000円
計4,160円
成田国際空港(第3ターミナル)
旅客サービス施設使用料 1,370円
旅客保安サービス料 700円
国際観光旅客税 1,000円
計3,070円
羽田空港
旅客取扱施設利用料 2,950円
旅客保安サービス料 230円(航空会社によって徴収しないケースも)
国際観光旅客税 1,000円
計3,950円または4,180円
関西国際空港(第1ターミナル)
旅客サービス施設使用料 3,310円
旅客保安サービス料 320円
国際観光旅客税 1,000円
計4,630円
関西国際空港(第2ターミナル)
旅客サービス施設使用料 1,250円
旅客保安サービス料 320円
国際観光旅客税 1,000円
計2,570円
中部国際空港(第1ターミナル)
旅客施設使用料 2,620円
旅客保安サービス料 580円
国際観光旅客税 1,000円
計4,200円
中部国際空港(第2ターミナル)
旅客施設使用料 1,300円
旅客保安サービス料 580円
国際観光旅客税 1,000円
計2,880円
福岡空港
国際線旅客取扱施設利用料 2,530円
国際観光旅客税 1,000円
計3,530円
新千歳空港
旅客取扱施設利用料 2,610円
国際観光旅客税 1,000円
計3,610円
那覇空港
旅客取扱施設利用料 1,000円
国際観光旅客税 1,000円
計2,000円
シンガポール
チャンギ空港
旅客サービスおよび保安料 46.4シンガポールドル
航空税 8.0シンガポールドル
空港開発税 10.8シンガポールドル
計65.2シンガポールドル(約7,760円)
ベトナム
ノイバイ国際空港(ハノイ)
旅客サービス料 25ドル
旅客サービス保安料 2ドル
計27ドル(約4,180円)
タンソンニャット国際空港(ホーチミン)
旅客サービス料 20ドル
旅客サービス保安料 2ドル
計22ドル(約3,400円)
ダナン国際空港
旅客サービス料 20ドル
旅客サービス保安料 2ドル
計22ドル(約3,400円)
タイ
スワンナプーム空港(バンコク)
空港使用料 700バーツ
事前旅客情報システム費 35バーツ
国際線発着手数料 15バーツ
計750バーツ(約3,590円)
ドンムアン空港(バンコク)
空港使用料 700バーツ
事前旅客情報システム費 35バーツ
国際線発着手数料 15バーツ
計750バーツ(約3,590円)
※プーケット空港やチェンマイ空港なども同額。
インドネシア
スカルノ・ハッタ国際空港ターミナル3(ジャカルタ)
旅客サービス料 266,400ルピア
計266,400ルピア(約2,460円)
スカルノ・ハッタ国際空港ターミナル2(ジャカルタ)
旅客サービス料 177,600ルピア
計177,600ルピア(約1,640円)
ングラ・ライ国際空港(バリ島)
旅客サービス料 240,000ルピア
計240,000ルピア(約2,220円)
フィリピン
ニノイ・アキノ国際空港(マニラ)
旅客サービス料 950ペソ
計950ペソ(約2,490円)
マクタン・セブ国際空港(セブ)
旅客サービス料 950ペソ
計950ペソ(約2,490円)
マレーシア
クアラルンプール国際空港ターミナル1(ASEAN域内行きエコノミークラス)
旅客サービス料 73リンギット
出国税 8リンギット
調整サービス料 1リンギット
計82リンギット(約3,080円)
クアラルンプール国際空港ターミナル2(ASEAN域内行きエコノミークラス)
旅客サービス料 50リンギット
出国税 8リンギット
調整サービス料 1リンギット
計59リンギット(約2,210円)
クアラルンプール国際空港ターミナル1(ASEAN域外行きエコノミークラス)
旅客サービス料 73リンギット
出国税 20リンギット
調整サービス料 1リンギット
計94リンギット(約3,520円)
クアラルンプール国際空港ターミナル2(ASEAN域外行きエコノミークラス)
旅客サービス料 50リンギット
出国税 20リンギット
調整サービス料 1リンギット
計71リンギット(約2,660円)
クアラルンプール国際空港ターミナル1(ASEAN域内行きエコノミークラス以外)
旅客サービス料 73リンギット
出国税 50リンギット
調整サービス料 1リンギット
計124リンギット(約4,650円)
クアラルンプール国際空港ターミナル2(ASEAN域内行きエコノミークラス以外)
旅客サービス料 50リンギット
出国税 50リンギット
調整サービス料 1リンギット
計101リンギット(約3,790円)
クアラルンプール国際空港ターミナル1(ASEAN域外行きエコノミークラス以外)
旅客サービス料 73リンギット
出国税 150リンギット
調整サービス料 1リンギット
計224リンギット(約8,410円)
クアラルンプール国際空港ターミナル2(ASEAN域内行きエコノミークラス以外)
旅客サービス料 50リンギット
出国税 150リンギット
調整サービス料 1リンギット
計201リンギット(約7,540円)
※コタキナバル空港、ペナン空港、スナイ空港(ジョホールバル)などの旅客サービス料は50リンギット。出国税はKLIAと同様で利用クラスと目的地により異なる
カンボジア
テチョ国際空港(プノンペン)
旅客サービス保安料 30ドル
民間航空料 5ドル
計35ドル(約5,410円)
シェムリアップ国際空港
旅客サービス保安料 30ドル
民間航空料 5ドル
計35ドル(約5,410円)
ラオス
ワッタイ国際空港(ビエンチャン)
旅客サービス料 15ドル
国境通関税 9.5ドル
計24.5ドル(約3,780円)
ルアンパバーン国際空港
旅客サービス料 15ドル
国境通関税 9.5ドル
計24.5ドル(約3,780円)
ミャンマー
ヤンゴン国際空港
旅客サービス料 25ドル
事前旅客情報システム費 3.25ドル
計28.25ドル(約4,380円)
マンダレー国際空港
旅客サービス料 25ドル
事前旅客情報システム費 3.25ドル
計23.25ドル(約4,380円)
ブルネイ
ブルネイ国際空港(ASEAN域内行き)
旅客サービス料 12ブルネイドル(約1,430円)
計12ブルネイドル(約1,430円)
ブルネイ国際空港(ASEAN域外行き)
旅客サービス料 20ブルネイドル
計20ブルネイドル(約2,380円)
東ティモール
ディリ空港
旅客サービス料 10ドル
計10ドル(約1,550円)
◇
日本円に換算して安い順に並べたものが以下(為替レートは2025年11月13日時点のものを使用)。比較対象として日本の主要空港も加えてあります。
ブルネイ(ASEAN域内行き) 1,430円
ディリ 1,550円
スカルノハッタ(T2) 1,640円
那覇 2,000円
クアラルンプール(T2、ASEAN域内行きエコノミー) 2,210円
バリ 2,220円
ブルネイ(ASEAN域外行き) 2,380円
スカルノハッタ(T3) 2,460円
マニラ 2,490円
セブ 2,490円
関西(T2) 2,570円
クアラルンプール(T2、ASEAN域外行きエコノミー) 2,660円
中部(T2) 2,880円
成田(T3) 3,070円
クアラルンプール(T1、ASEAN域内行きエコノミー) 3,080円
タンソンニャット 3,400円
ダナン 3,400円
クアラルンプール(T1、ASEAN域外行きエコノミー) 3,520円
福岡 3,530円
スワンナプーム 3,590円
ドンムアン 3,590円
新千歳 3,610円
ビエンチャン 3,780円
ルアンパバーン 3,780円
クアラルンプール(T2、ASEAN域内行きエコノミー以外) 3,790円
羽田 3,950円または4,180円
成田(T1,T2) 4,160円
ノイバイ 4,170円
中部(T1) 4,200円
ヤンゴン 4,380円
マンダレー 4,380円
関西(T1) 4,630円
クアラルンプール(T1、ASEAN域内行きエコノミー以外) 4,650円
プノンペン 5,410円
シェムリアップ 5,410円
クアラルンプール(T2、ASEAN域外行きエコノミー以外) 7,540円
チャンギ 7,760円
クアラルンプール(T1、ASEAN域外行きエコノミー以外) 8,410円
◇
なお、一般的に空港諸税は出発客に対して課していることが多いですが、一部空港・国では到着時に税を課しているケースもあります。東南アジアではタイ、ラオス、ミャンマーがこれに該当します。
