タイ北部チェンマイ空港(Chiang Mai International Airport)の2017年の利用者数は約1,023万人となり、開港以来初めて年間1千万人を超えたことが明らかになっています。
内訳は国内線利用者が約793万人、国際線が約230万人。
同空港における2010年以降の年間旅客数推移は以下の通りです。
年 | 旅行者数 | 前年比 |
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2010 | 3,178,941 | +3.8 |
2011 | 3,880,037 | +22.1 |
2012 | 4,491,331 | +15.8 |
2013 | 5,463,921 | +21.7 |
2014 | 6,630,624 | +21.3 |
2015 | 8,365,851 | +26.2 |
2016 | 9,446,320 | +12.9 |
2017 | 10,230,070 | +8.3 |
(出典: タイ空港公社)
昨年は伸び率こそ前年比一桁台に留まったものの、旅客数はこの7年で3倍以上に急増していることがわかります。
旅客数順では、チェンマイ空港はタイ国内の空港としてバンコクの2空港(スワンナプーム空港とドンムアン空港)、プーケット空港に次いで4番目の規模。こと国内線に限定すると、プーケット空港を上回り3番目となっています。
タイの空港 旅客数ランキング(2017年)
順位 | 空港名 | 旅客数 |
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1 | スワンナプーム | 60,860,704 |
2 | ドンムアン | 38,299,757 |
3 | プーケット | 16,855,637 |
4 | チェンマイ | 10,230,070 |
5 | ハジャイ | 4,367,364 |
チェンマイ空港に続くハジャイ空港やクラビー空港が現状年間400万人台ですので、この先しばらくはタイで1千万人を超える新たな空港は出てこないでしょうね。