ジャカルタのモノレール、運営はタイBTSが担当

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先日、建設再開が発表されていたインドネシア・ジャカルタのモノレールですが、運営はタイのバンコク大量輸送システム社(BTS)が行なうことが明らかになっています。

BTSの公式アナウンスによると、今回建設される2路線(グリーンライン、ブルーライン)の運営・保守を今後40年間にわたり担当していくことで合意したとのこと。

グリーンラインはプラザ・スナヤン(Plaza Senayan)やカサブランカ(Casablanca)などを通る環状線で、ブルーラインはカンポン・メラユ(Kampung Melayu)からタナ・アバン(Tanah Abang)間を結ぶ路線。総延長距離はどちらも14~15キロで、2016年末の完工を予定しています。

東南アジア内で他にモノレールが走っている所というと、クアラルンプールのKLモノレールやシンガポールのセントーサエクスプレスあたりが思い浮かびますね。

KLモノレール
KLモノレール。

現在、ジャカルタ・モノレール公式サイト上では、モノレールの名称について人気投票を行なっていて、最終候補20案の中から、Jakarta Eco Transport Monorail、Nusantara Trans Rapidなどといった名前が人気を集めています。

Jalarta Monorail

既報の通り、ジャカルタでは地下鉄の建設(関連記事)も始まったということで、両交通機関が供用開始されるまでは、建設に伴う規制などで、さらにジャカルタ市内の交通渋滞に拍車がかかりそうです・・・