(photo by neajjean)
エアアジアのタイ現地法人、タイ・エアアジアは10月1日よりバンコク発着便を現在のスワンナプーム国際空港からドンムアン空港へと移転することを発表しています。
昨年の洪水被害を受け一旦閉鎖されていたドンムアン空港は今年3月6日に再開港されましたが、現在はノックエアのみが定期便を運航している状態でかなり閑散としています。しかし、毎日100便以上のバンコク便を運航している同社が移転してくることで状況は大きく変わりそうです。
タイ政府やタイ空港当局は、慢性的に混雑しているスワンナプーム空港の改善を図る目的で、ドンムアン空港の整備や着陸料・駐機料の減額オファーをして、他の航空会社にも移転を勧めているようです。
利用者にとって見ると、エアアジア便のみを単体で使う場合には特に問題はないですが、エアアジアを利用したバンコクでの乗り継ぎを考えている際にはスワンナプームとドンムアン間の地上移動が必要で、かなり面倒くさくなりますね。
両空港間は45kmほどの距離があるので、移動にタクシーを使うとしてもバンコクの渋滞を考慮すると最低でも1~2時間は見ておかないといけないでしょう。
また、今後当局の思惑通り複数の航空会社がドンムアン移転した場合には、航空会社ごとの利用空港の確認や乗り継ぎ方法など一層煩雑になり、慣れるまでは色々と問題が起こりそうです。
エアアジアによる公式アナウンスは下記よりどうぞ。
ドンムアン空港周辺のホテル
アマリ・ドンムアン・バンコク・ホテル (Amari Don Muang Bangkok Hotel)
アジア・エアポート・ドンムアン・ホテル (Asia Airport Donmuang Hotel)