シンガポールのチャンギ空港は各ターミナルがスカイトレインで結ばれていて移動も非常に楽なのですが、午前2時30分~午前5時までの間だけは運行されていません。
スカイトレイン。もちろん無料。
それを補う形で、その時間帯だけはシャトルバスによるサービスがあります。
シャトルバス。スカイトレインとは異なりかなり年季が入った車体。
運行間隔は15分に1本。各ターミナル共に出発階(レベル2)にバス停があり、ターミナル1では5番ゲート前、ターミナル2では1番ゲート前、ターミナル3では8番ゲート前となっています。
ターミナル2では1番ゲートの前が停留所。
運行経路はターミナル1→ターミナル2→ターミナル3の順。
車内の様子。スーツケースなどを置く専用スペースは無し。深夜という時間帯も相まって余計にくたびれた感じ。
バス停がターミナルの外にあるということからもわかるように、乗り継ぎなどで制限エリア(トランジットエリア)内にいる場合はこのシャトルバスは利用できません。スカイトレインとは違い、あくまでもパブリックエリア限定での移動方法となります。
制限エリア内にいて、スカイトレインが動いていない時間帯にターミナル移動をしたい場合、手段は徒歩しかありません。
「スカイトレインの運行時間外は歩く歩道を使って下さい」との注意書き。
各ターミナル間はかなり距離があるため、次のフライトまで時間に余裕があるのであればスカイトレインが動き出すのを待つのもひとつの方法だと思います。特に、ターミナル2~ターミナル3間の移動はターミナル1を経由しなければならないため時間も相当かかり、徒歩での移動はおすすめできません。