東南アジアの街中をぶらぶらとしているとよく目にするのが、平日の昼間から暇そうにしている男たち。
ある者は喫茶店にたむろし、またある者は路上で一勝負していたりします。
その両方を楽しんでいる2人。ホーチミン・ファングーラオ通り近くの路地で。
ベトナムでは中国将棋のシャンチー(現地ではコー・トゥオン、Cờ tướng)が、タイやラオスではマークホート(หมากฮอส)と呼ばれるゲームが一般的。ゲームと言っても、もちろんいくばくかの金が動いているのでやっている本人たちは至って真剣です。
ダナン・ハン川沿いの遊歩道でシャンチーをする男たち。
遊歩道を埋め尽くすほどの人だかり。自分も含め暇人多数。それにしても、なぜこの場所でやる必要が?
ビエンチャンでマークホートをするタクシードライバーたち。
このゲームは非常に単純で、2種類の駒があればプレイ可能。そのためこういった路上では、たいていビールの王冠が駒代わり。
しばらく見ていると、まず間違いなく「お前もやっていけ」って声をかけられるので、最近はその雰囲気を察したら真剣勝負を邪魔しないようこっそり退散するようにしています。