タイの格安航空会社ノックエア(Nok Air)は、2017年10月29日よりタイ北部ターク県のメーソートとミャンマーのヤンゴンを結ぶ路線を開設すると発表しています。
公式サイトにはnew routeと表記されていますが、ノックエアは2013年にごく短い期間このルートを運航していたので実際には約4年ぶりの再就航という形ですね。
運航は火・金・日の週3便でスタートし、来年1月からは週4便、さらに3月からは週5便にと徐々に増便していく計画。使用機材はターボプロップのQ400(エコノミー86席)、予定されているフライトスケジュールは以下の通りです。
メーソート⇔ヤンゴン (2017年10月29日~)
DD4222 MAQ11:40 RGN12:10 火・金・日
DD4223 RGN13:00 MAQ14:30 火・金・日
メーソート⇔ヤンゴン (2018年1月2日~)
DD4222 MAQ11:40 RGN12:10 火・木・金・日
DD4223 RGN13:00 MAQ14:30 火・木・金・日
メーソート⇔ヤンゴン (2018年3月1日~)
DD4222 MAQ11:40 RGN12:10 火・木・金・土・日
DD4223 RGN13:00 MAQ14:30 火・木・金・土・日
ノックエアによる新規路線開設の話題はずいぶん久しぶりのような感じがします。
国内線ではまだまだ大きなシェアを誇っている同社ですが、ここ数年の業績不振やパイロットの大量離職といったトラブルが続いたこともあり、国際線ではタイ・エアアジアだけでなく後発のタイ・ライオンエアにも遅れをとってしまっています。
先週、ノックエアの創業者でありCEOだったパティー・サラシン氏がこれらの責任を取る形でようやく辞任。それを待っていたかのようにタイ国際航空による増資のニュースも伝えられました。今後は新たな体制でいかに経営を立て直していくかが大きな課題となりますね。
関連記事: ノックエア、ブリーラム―バンコク(DD9609便)搭乗記