昨年末より運行が開始されたスカルノ・ハッタ空港とジャカルタ市内中心部を結ぶジャカルタ空港鉄道。
チケット(乗車券)は各駅の券売機または公式サイトやアプリから購入することができます。今回は一般的な駅の自動券売機での買い方を解説しようと思います。
この電車は現地ではクレタ・バンダラ・スカルノ・ハッタ(Kereta Bandara Soekarno-Hatta)あるいは英語でジャカルタ・エアポート・トレイン(Jakarta Airport Train)などと呼ばれています。
スカルノ・ハッタ空港にはスカイトレイン(Skytrain)という新交通システムもありますが、これは各ターミナル間及び空港駅を連絡するものなのでお間違いなく。スカイトレインは当然無料です。
ジャカルタ空港鉄道の現在の停車駅は以下の4駅。但し、ドゥリ駅は停車のみで乗客が乗降できるのは太字の3駅となります(2018年4月末時点)。
スカルノ・ハッタ空港駅 (Soekarno Hatta International Airport)
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バトゥ・チェペル駅 (Batu Ceper)
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ドゥリ駅 (Duri)
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BNIシティ駅 (BNI City) ※スディルマン・バル駅(Sudirman Baru)とも
ジャカルタ空港鉄道駅はターミナル1とターミナル2の間に位置しています。スカルノ・ハッタ空港に着いた場合は各ターミナルから空港駅までスカイトレインなどで移動しましょう。各ターミナルと鉄道駅の位置関係は以下の図がわかりやすいので参考に。
Stasiun KA Bandara(Airport Train Station)と書かれた場所が空港鉄道駅です。
明るく開放的な鉄道駅に入ると左手に自動券売機が並んでいます。そちらに向かいましょう。
券売機はタッチスクリーン式。まずはTICKETSと書かれた部分をタッチ。
以下の画面が表示されたらBUY TICKETをタッチします。
座席の種類を選ぶ画面に変わります。REGULAR TICKET(普通席)をタッチ。
次に降車する駅を選びます。ここではスディルマン・バル(BNIシティ)を選択。
列車選択画面になります。購入枚数(人数)と任意の電車を選んだら右上のBOOKINGボタンをタッチ。現在、空港発の電車は午前6時20分~午後11時20分まで30分おきに運行されています。
電話番号入力画面に変わります。本来はインドネシア国内の電話番号の入力が求められているのでしょうが、持っていなかったため日本の携帯電話番号を入力したら問題なく次に進めました。
最後に確認画面が表示されます。降車駅や人数など間違いがないか再確認し支払い方法を選びます。現金での支払いはできないため、クレジットカードを持っていない場合は駅構内でまずプリペイドカードを購入する必要があります。
ICチップ付きクレジットカードの場合は、カードを読み取り機に差し込み暗証番号を押し緑の確定ボタンを押せばOK。ICチップ無しのカードの場合は磁気ストライプを読み取り機に通すことになります。いずれにしても、わからなければ近くに係員がいるため遠慮なく声を掛けましょう。
機械下部から紙のチケット(乗車券)が出てきます。受け取ったら無事終了。
運賃は7万ルピアでした。公式サイトやアプリから予約した場合は、バーコードが発行されるのでペーパーレスでの乗車が可能です。
Youtubeに動画もアップしました。ぜひご覧下さい。
以上、ジャカルタ空港鉄道のチケット購入方法でした。実際の乗り方や車内の様子・特徴などは以下の記事と動画を参考にして下さい。
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