ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港では各ターミナル間にスカイトレイン(Skytrain)と呼ばれる新交通システムが走っています。
運賃はもちろん無料で走行ルートは以下の通り。
ターミナル1 (Terminal 1)
↓↑
空港鉄道駅 (Airport Train Station)
↓↑
ターミナル2 (Terminal 2)
↓↑
ターミナル3 (Terminal 3)
ターミナル1～ターミナル3は問題ないとして、空港鉄道駅というのはジャカルタ市内中心部へ向かう電車、ジャカルタ空港鉄道が発着する駅です。
関連記事： スカルノ・ハッタ空港からジャカルタ中心部まで鉄道を利用しました
ジャカルタ空港鉄道は英語ではジャカルタ・エアポート・トレイン(Jakarta Airport Train)あるいはスカルノ・ハッタ・エアポート・レール・リンク(Soekarno–Hatta Airport Rail Link)などと呼ばれています。各ターミナルと駅の位置関係は以下を参考にして下さい。
現時点（2018年6月）ではターミナル3以外は駅とターミナルビルが直結されていないため、いったん建物の外へ出て歩く必要があります。
各ターミナルには案内表示も設置してあったため迷う心配はないと思います。
ターミナル1とターミナル2では現在連絡橋を建設しているほか、空港鉄道駅でも同様に2階部分でスカイトレイン駅と直結するための工事が行われています。
これらが完成すればターミナルと駅ビルとの移動も今まで以上に便利になるでしょう。
各駅にはフルスクリーン式のホームドアが設置されていて安全対策も万全。
運行時間は駅によって多少前後するもののおおよそ午前4時半～深夜0時で運行間隔は13分に1本の割合。次の駅までの所要時間は4分前後。最も離れているターミナル1～ターミナル3間で約12分かかる計算です。
深夜の時間帯はこれまで同様にシャトルバスを使ってターミナル移動をすることができます。
スカイトレインは無人運転可能な設計がされていますが、自分が乗った時はまだ運転手が手動で操作を行なっていました。
近いうちに自動運転に切り替わる予定とのこと。
この時に撮影した動画ももYouTubeにアップしました。以下よりどうぞ。
