タートンからチェンライ県のメーサロンまでソンテウで移動した際の様子を紹介します。
メーサロンへ行くソンテウは現在1日3本運行。出発時刻は午前8時30分、午前10時30分、午後0時30分。運賃は1人60バーツ（約200円）。今回自分は朝一番の8時30分の便を利用しました。
当日、泊まっていたサランヤーリバーハウスをチェックアウトしたのは8時10分。ソンテウ乗り場までは歩いて7～8分の距離でした。乗り場の場所はだいたいこのあたり。
ここにはメーサロン行きだけでなく、反対方面のファーン(Fang)行きのソンテウも停まっていてこちらも同じ黄色のボディ。英語とタイ語で行先表記はあったものの、念のため乗る前に目的地をドライバーに確認することをおすすめします。
ソンテウというのはピックアップトラックを客車に改造した乗り物でタイでは非常にポピュラー。タイ語で2列の意味で、その名の通り座る場所が左右に2列置かれています。
車内が混んでくると真ん中に座席が追加され、稀に3列になる場合もありますが（笑）。
我らがイエローソンテウ号は定刻よりやや遅れた8時35分に出発。客は自分だけ。ドライバーは奥さんと子供を連れての乗務です。
出発後しばらくは平たんな道が続きます。時折クラクションを鳴らして客を探しつつ、1089号線を東へ東へと走行。
30分ほど走ると上り坂が続くようになり、徐々に標高が上がっていきます。天候は相変わらず雨が降ったり止んだりの状態。
その後さらに30分ほど経ち、急にスピードを落としたかと思うと検問所でした。キウサタイ(กิ่วสะไต)という場所。
ミャンマー国境にも近い土地柄、このエリアにはこういった検問所がいくつかあります。警官に目的地を聞かれ、パスポートを提示して問題なく通過。検問所の東側がソンテウターミナルになっていて一旦停車します。
ここにはチェンライのメーチャンから来ているソンテウも停まっていました。こちらは緑色のボディ。
5分ほど客待ちをするものの誰も乗ってきません。この時はちょうどタイの大型連休中（4連休）で、当初はタイ人観光客がメーサロンにも押し寄せているのではないかと危惧していましたが、全くそんなことはないようです。
キウサタイを出発すると三叉路を北に向かい、さらに山道を一路メーサロンへと上っていきます。霧が一面に立ち込め、とてもここが南国タイだとは思えないような幻想的な光景が続きます。
道は険しく、途中には道路が崩れている場所もあったりするなどして、ようやく集落がぽつぽつと見え始めたのは午前10時少し前。
メーサロン中心部のシンセイゲストハウス(Shin Sane Guesthouse)前に到着したのは10時5分。タートンを出発してからの所要時間はちょうど1時間30分でした。
結局、最初から最後まで客は自分一人だけの貸し切り状態での移動となりました。今日の宿はこのシンセイゲストハウス。次の目的地であるメーチャン行きのソンテウもここから出るため何かと便利な宿です。
さあ、19年ぶりのメーサロン。1泊だけと時間は限られていますが色々散策してみたいと思います。
この時に撮影した動画をYouTubeにアップしました。以下よりぜひどうぞ。
