2018年の定時運航率、大規模空港部門で羽田空港がトップ 航空会社別ではANAが11位、JALは13位

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世界中の航空関連データを提供するイギリスのOAGが、航空会社別及び空港別の定時運航率ランキングを公表しています。

OAG Punctuality League 2019
OAG Punctuality League 2019

ここで言う「定時運航」とはフライトスケジュールから15分以上遅れることなく出発または到着したフライトが該当。全フライトに占めるこの割合が定時運航率(オンタイム・パフォーマンス)ということになります。

2018年の定時運航率トップ10の航空会社別は以下の通り。

1位 コパ航空 89.79%
2位 エア・バルティック 89.17%
3位 香港航空 88.11%
4位 ハワイアン航空 87.52%
5位 バンコクエアウェイズ 87.16%
6位 カンタス航空 85.65%
7位 LATAM航空グループ 85.60%
8位 アズールブラジル航空 85.21%
9位 カタール航空 85.17%
10位 KLMオランダ航空 84.52%

(出典: OAG

ANAは84.43%で11位、JALは83.99%で13位にランクイン。LCC部門ではアズールブラジル航空がトップで、次いでシンガポールのジェットスター・アジア航空(全体では12位)となっています。

続いて空港別(年間提供座席数3,000万人以上の大規模空港)のランキングは以下の通りです。

1位 羽田 85.62%
2位 アトランタ 82.23%
3位 シンガポール・チャンギ 80.70%
4位 デンバー 80.65%
5位 ロサンゼルス 79.95%
6位 マドリード 79.16%
7位 ダラス・フォートワース 78.23%
8位 アムステルダム 77.73%
9位 バンコク・スワンナプーム 77.21%
10位 シカゴ・オヘア 76.67%

(出典: OAG

年間提供座席数1千万~2千万の大型空港部門では伊丹空港がトップ、新千歳空港が7位、福岡空港9位と日本の3空港がベスト10入り。また、年間提供座席数5百万~1千万の空港部門でも中部国際空港が7位にランクイン。成田空港は年間提供座席数2千万~3千万の部門で13位と昨年の7位から大きく順位を落としています。

航空会社の地域別や空港の規模別などの詳細な順位は以下ページで確認可能です(要登録、無料)。

Punctuality League 2019 | Most Punctual Airlines and Airports in the World