ホーチミンのタンソンニャット空港、ターミナル内の搭乗案内アナウンスを廃止

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ベトナム・ホーチミンのタンソンニャット国際空港(Tan Son Nhat International Airport)は、搭乗案内放送や乗客の呼び出しを行わないことになりました。

タンソンニャット空港の出発エリア
タンソンニャット空港

ベトナム空港が公式サイトで明らかにしているもので、アナウンス廃止時期は国際線ターミナル(ターミナル2)は2019年7月1日、国内線ターミナル(ターミナル1)は2019年10月1日。

NOTICE OF STOPPING ANNOUNCEMENTS AT TAN SON NHAT AIRPORT

今後、アナウンスは搭乗ゲートの変更のみに限定されるとのことで、乗客に対しては各自ターミナル内の搭乗案内表示などで最新情報を確認するよう呼び掛けています。

ターミナル内における過度な放送を減らし、静かな空港(サイレント・エアポート)を実現しようという流れは既にヨーロッパを中心に一般的で、東南アジアでもシンガポールのチャンギ空港とマレーシアのクアラルンプール空港でも昨年から最終搭乗案内や航空会社による乗客呼び出しを廃止しています。

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