マレーシア、9月より出国税を導入 空路で出国する旅行者が対象

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マレーシア政府は、2019年9月1日より空路でマレーシアを出国する旅行者に対し出国税(Departure Tax)を課すことを発表しています。

クアラルンプール国際空港
クアラルンプール国際空港

公式アナウンスは以下の通り(マレー語、英語)。

Departure Levy (Rate of Departure Levy) Order 2019 (PDF)

出国税の金額は目的地や利用クラスによって変わり、8リンギット(約200円)~150リンギット(約3,900円)となっています。



アセアン域内※

エコノミークラス 8リンギット
エコノミークラス以外 50リンギット

※タイ、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピン、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ブルネイ

それ以外

エコノミークラス 20リンギット
エコノミークラス以外 150リンギット

例として、マレーシアから日本へエコノミークラスを利用する場合は20リンギット(約500円)で済みますが、ビジネスクラスやファーストクラスの場合は150リンギット(約3,900円)徴収されることになります。

航空券発券時に航空券運賃などとあわせて徴収されますが、2歳未満の子供は対象外。また、トランジットでマレーシアの滞在が12時間以内の場合や陸路や海路で出国する場合も非課税とのことです。