タイの観光・スポーツ省(Ministry of Tourism and Sports)が2019年8月の外国人旅行者数統計を発表しています。
それによると、8月にタイを訪れた日本人旅行者は198,399人で8月としては過去最高を記録。今年1月~8月までの合計では約119万7千人に達し、120万人に迫る勢いとなっています。
日本人旅行者数は昨年160万人を超え過去最高を更新しましたが、今年は8月末時点で昨年よりも約9.9%増加。
タイを訪れた日本人旅行者数(2019年)
月 | 旅行者数 | 前年同月比 |
---|---|---|
1月 | 154,948 | +7.75% |
2月 | 161,839 | +11.7% |
3月 | 157,890 | +9.28% |
4月 | 149,597 | +25.66% |
5月 | 116,440 | +6.74% |
6月 | 123,665 | +4.35% |
7月 | 134,395 | +4.88% |
8月 | 198,399 | +9.28% |
(出典: Ministry of Tourism and Sports Thailand)
月別で見ても各月ともに前年同月比プラスとなっていて、このままのペースで行けば年間では180万人前後まで達することが予想されます。
バーツ高というマイナス要素はあるもののの、日本~タイ間の路線数・便数が増加していることに加え、LCCの競合によってタイまでの航空券代金がかなり手頃になっていることで旅行需要を引き上げているのではないかと思います。
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