マレーシア鉄道公社、ETSに運賃変動制を導入

シェア

マレーシア鉄道公社(KTMB)は、2020年3月1日よりETSに運賃変動制を導入することを発表しています。

ETS(Electric Train Service)
ETS(Electric Train Service)

Flexi Fareと呼ばれるこの制度では、旅行時期、曜日、時間帯、チケット購入時期、購入場所、列車種類、座席などに応じて運賃が変動。



旅行時期についてはスーパーピーク、ピーク、オフピークの3種類、曜日は平日と週末の2種類、時間帯はピーク(午前6時~午前10時及び午後5時~午後9時)とオフピークの2種類。購入時期はアーリーバード(乗車31日以上前)、インターミディエート(乗車30日前~6日前)、ラストミニッツ(乗車5日前~当日)の3種類、購入場所は窓口またはオンラインなどといったようにそれぞれ細分化されています。

KTMB公式サイトより
KTMB公式サイトより

2020年1月15日より変動制運賃での予約受付が開始。対象となる列車は2020年3月1日以降に運行されるETS全車両となります。なお、マレーシア鉄道公社が運行するETS以外の電車については運賃はこれまで通りで変更はありません。

新運賃制度の関する詳細は公式サイトの以下ページよりどうぞ。

FAQ ETS Flexifare – KTMB (PDF)