スワンナプーム空港、メインターミナルとサテライトを結ぶ全自動無人運転車両を受領

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スワンナプーム空港を運営・管理するタイ空港公社(Airports of Thailand, AOT)は、本日7月15日にシーメンス社製の全自動無人運転車両1編成(2両)を受領したことを発表しています。

タイ空港公社facebookページより
タイ空港公社facebookページより

この車両は、スワンナプーム空港のメインターミナルと建設が進むサテライトターミナル1の間で使われるもので、同空港では全6編成(12両)を導入。両ターミナル間の約1kmが所要時間2分で結ばれることになります。



1編成あたり通常時で132人、混雑時は210人が乗車可能。1時間当たり最大で5,960人の輸送能力があるとのこと。タイ空港公社では残りの5編成(10両)も今年11月までに受領する計画。

なお、サテライトターミナル1を含むスワンナプーム空港の第2期拡張工事は既に全体の88%が完成していますが、新型コロナの影響でサテライトの供用開始は2022年に延期される予定です。