タイ国際航空(Thai Airways International)では同社の会社更生手続き申請が受理されたことを受け、債権者に対し債務返済の申請が可能となったことを公式サイトで発表しています。
但し、未使用航空券を保有する顧客に対しては、旅程の変更またはトラベルバウチャーへの交換は可能であるものの、払い戻し(refund)については手続き開始は再建計画案作成後となり、また、返金条件等も計画案に準ずるため、現時点では返金の要請には対応できないとしています。
旅程の変更及びトラベルバウチャー(travel voucher)に交換する場合の条件は以下の通り。
旅程の変更: 対象搭乗日は2021年12月31日まで
トラベルバウチャー: 購入した航空券と同額。有効期限は2022年12月31日まで
また、同社マイレージプログラム、ロイヤルオーキッドプラス(Royal Orchid Plus: ROP)会員は債権者に該当しないことも改めて発表。但し、同プログラムは今後も継続し、保有するマイルについても有効であるとしています(マイル有効期限は2021年12月31日に延長)。