タイ民間航空局(The Civil Aviation Authority of Thailand: CAAT)が2020年第4四半期の航空輸送統計を発表しています。
期間中の国内線旅客数トップはタイ・エアアジア(Thai AirAsia)でシェア35.7%と断トツ。前期に引き続き全体の3分の1以上を占めています。
2番手はここ最近はタイ・ライオンエア(Thai Lion Air)とノックエア(Nok Air)が競う形だったのですが、今回初めてタイ・ベトジェットエア(Thai Vietjet Air)が両社を抜き2位まで上昇。ベトジェットエアがタイ市場に参入したのは2015年5月と最後発の航空会社ですが、この5年ですっかり受け入れられたということが言えるのではないでしょうか。
航空会社 | 旅客数 | シェア |
---|---|---|
タイ・エアアジア | 4,974,971 | 35.7% |
タイ・ベトジェットエア | 2,408,665 | 17.3% |
ノックエア | 2,228,064 | 16.0% |
タイ・ライオンエア | 2,054,165 | 14.7% |
タイスマイル | 1,602,728 | 11.5% |
バンコクエアウェイズ | 664,464 | 4.8% |
(出典: The Civil Aviation Authority of Thailand)
全6社のうち上位4社は全てLCCという結果に。タイ国際航空が国内線の運航が無かったことも影響し、全体の旅客数に占めるLCC比率も83.7%まで上昇。
なお、期間中の国際線旅客数ではエミレーツがトップ。以下、KLM、タイ国際航空、カタール航空、エチオピア航空、JAL、大韓航空、ANA、ルフトハンザ、シンガポール航空までがトップ10となっています。
รายงานสถิติการขนส่งทางอากาศ ไตรมาสที่ 4 ประจำปี 2563 | สำนักงานการบินพลเรือนแห่งประเทศไทย