タイ入国時の必要書類や隔離期間など4月からの変更点一覧

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タイでは4月1日(木)より入国時の必要書類の簡略化、隔離期間の短縮化、さらにワクチン接種者に対する優遇措置などが導入されます。

タイ政府広報facebookページより
タイ政府広報facebookページより

発表のあった変更点は以下の通り。

Fit to Flyが不要に

タイへの渡航に際しては、これまではFit to Flyの表記のある英文の健康証明書が必要でしたが4月からは不要に。PCR検査の陰性証明書や入国許可証(COE)などは引き続き必要です。

COE申請サイト: https://coethailand.mfa.go.th/

隔離期間の短縮

隔離期間が14日間から10日間に短縮されます。但し、タイ保健省が変異株の流行地域と判断した国からの旅行者はこれまで通り14日間の隔離が必要(現時点ではアフリカ11か国のみ)。リストは保健省が毎月見直しを行うことになっています。

https://www.facebook.com/thailandprd/posts/4126255847397798



隔離開始カウントの変更

これまではタイ入国の翌日を隔離1日目としていましたが、今後は深夜0時1分~午後6時に入国した場合は到着日を隔離1日目とカウント。午後6時1分~深夜0時に入国した場合は今まで通り翌日が1日目。前者であれば隔離期間が1日短くなることになります。

ワクチン接種者に対する優遇措置

パタヤ、チェンマイ、プーケット、クラビー、パンガーの5地域限定で、ワクチン接種者の隔離期間が7日間に短縮されます。タイ入国の14日以上前に接種し、必要回数(ワクチンにより1回または2回)を完了した場合のみ有効。入国時にワクチン証明書(vaccine certificate)の提示が必須。入国許可証(COE)申請時にもワクチン接種履歴を申告する必要があります。バンコクなどそれ以外の地域についてはワクチン接種の有無で隔離期間に差異は無し。

https://www.facebook.com/informationcovid19/posts/297008691917462

隔離期間中の行動制限の緩和

入国後3日目までは室内に滞在、4日目以降は宿泊施設内で以下のことが可能に。
・プールの利用
・フィットネスの利用
・屋外での運動
・敷地内でのサイクリング
・ホテル外の店舗への食事や品物の注文

これについては当初、対象地域を限定するとしていましたが本日(3月31日)行われた新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)の定例会見では緩和措置については明言したものの地域についての言及はありませんでした。

ペンソーム報道官による会見(英語)。8分10秒あたりから。