エアアジアグループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は同社facebookページ上に動画を投稿し、エアアジア(AK)の航空券払い戻しに関する現状を語っています。
この動画の中で同氏は「エアアジアはこの1年間ほとんど運航できず、さらに政府系航空会社とは異なり援助も全く得られない苦しい状況の中、1月以降これまでに約150万人への返金手続きを完了した」と明らかにし、さらに、290万人の人たちがクレジットシェル(トラベルクレジット)への交換を選択してくれたことに対し感謝を表明。
依然45万人への返金手続きが滞っていることは認めつつ、今後時間はかかるかもしれないが必ず全ての人に払い戻しを行うと発言しています。
但し、これはあくまでエアアジアについてのもので、エアアジアX(AirAsia X: D7)の状況はより厳しく、現在は債務再編計画の申請書を裁判所に提出している段階。返金やトラベルクレジットへの交換手続きも一時中止されたままとなっています。
エアアジアX(AirAsia X Berhad)の債務再編計画に関する債務行使の通知