プーケットとサムイ島、制限緩和後に旅行者は増えたのか?

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タイでは今月からワクチン接種者の隔離期間が7日間に短縮され、他地域に先行して外国人観光客を受け入れているプーケットやサムイ島でも入国制限や行動制限が緩和されています。

プーケットのパトンビーチ

それから2週間以上が経過しましたが、緩和前後で旅行者はどの程度増えたのか気になったので調べてみました。まずはプーケットから。7月から9月の月別の利用者数は以下の通り。

7月1日~31日: 14,055人
8月1日~31日: 12,345人
9月1日~30日: 12,299人

9月を例にとると1日あたりの利用者は平均410人。一方、10月1日~16日までのデータは以下の通りで計10,922人。1日あたりにすると682.6人となり制限緩和後は1.6倍以上に増えていることがわかります。



プーケット・サンドボックスの利用者数(10月)

10月1日 702人
10月2日 905人
10月3日 870人
10月4日 359人
10月5日 471人
10月6日 310人
10月7日 710人
10月8日 776人
10月9日 837人
10月10日 897人
10月11日 378人
10月12日 509人
10月13日 318人
10月14日 830人
10月15日 931人
10月16日 1,119人
計10,922人(1日平均約682.6人)

昨日16日(土)は1,119人と単日での1,000人超え。

次にサムイ島。同島ではこれまで最初の3日間はホテル内で過ごすことが条件となっていましたが今月からそのルールが撤廃。プーケット・サンドボックスと同様に入島時の検査で陰性が証明されればすぐに自由に行動できるようになっています。

7月15日~7月31日 134人
8月1日~8月31日 397人
9月1日~9月30日 376人

こちらは9月の利用者は計376人。1日あたりにすると約12.5人。一方、10月1日~16日までの利用者は以下の通りで1日平均28.6人。プーケットと比べると元々の旅行者数が圧倒的に少ないものの、緩和後は倍以上に増加しています。

サムイ・プラス・サンドボックスの利用者数(10月)

10月1日 32人
10月2日 24人
10月3日 18人
10月4日 21人
10月5日 16人
10月6日 24人
10月7日 27人
10月8日 25人
10月9日 31人
10月10日 19人
10月11日 33人
10月12日 21人
10月13日 14人
10月14日 49人
10月15日 39人
10月16日 64人
計457人(1日平均28.6人)

タイでは11月1日からはバンコク、パタヤ、チェンマイなどでも対象国を限定した上でワクチン接種済み旅行者の隔離無しでの受け入れがスタート。プーケットを含め多くのエリアではちょうど乾季のハイシーズンに入りますし、海外からの旅行者も一気に増加することになりそうです。