タイ、12月の入国者は約29万人 「隔離なし」入国が全体の8割以上

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昨年12月にタイに空路で入国した旅行者は29万人以上で、そのうちの約24万人が隔離なし入国制度(Test&Go)を利用したことが明らかになっています。

バンコクのスワンナプーム空港
バンコクのスワンナプーム空港

タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)が発表したデータによると、12月の空路入国者は290,617人(隔離なしは240,552人)。11月は133,061人(隔離なし106,211人)だったので倍以上に増加したことになります。

日別でみると、旅行のピークシーズンとなる12月半ば以降は1日あたり1万人を超える日がほとんどで、最多は12月19日の13,664人。

12月の出発地別トップ10はドイツ(26,223人)、イギリス(19,793人)、ロシア(17,893人)、アメリカ(12,075人)、シンガポール(10,907人)、スウェーデン(10,488人)、フランス(10,451人)、UAE(8,569人)、韓国(7,296人)、オーストラリア(7,057人)の順でした。

タイでは昨年12月22日より新規のTest&Go登録受付を停止していますが、それ以前にタイランドパス(Thailand Pass)を申請済みの旅行者はこれまで通り隔離なしでの入国が可能となっています。

ただ、オミクロン株の流行や水際措置の厳格化などで年末年始の旅行をキャンセルした旅行者も多く、それらが無ければさらに多くの旅行者がタイを訪れていたでしょうね。

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