スワンナプーム空港からタイ国際航空の日本行きフライトに搭乗する場合、日本人旅行者はセルフバッグドロップ(自動手荷物預け機)を利用することができます。
同空港のチェックインカウンターは時間帯によっては長い行列ができているケースが増えてきましたが、セルフバッグドロップカウンターは利用者がほとんどいないため、受託手荷物があっても搭乗手続きをすぐに終えることができるので便利です。
セルフバッグドロップを利用する場合、まずはセルフチェックインキオスクで荷物に取り付けるタグを発行します。機械はチェックインカウンターのB~E列にあります。
オンラインチェックインが済んでいない場合もこの機械でチェックインが可能。現時点で対象となっているのは以下の路線。
キオスク画面のタイ国際航空のロゴをタッチ。
言語設定で日本語が選択できます。荷物の中に危険物が入っていないことを確認。
予約検索方法選択画面に。予約番号、eチケット番号、パスポートなどで自分の予約を検索します。
予約が確認されると画面が変わります。受託手荷物がある場合は一番上の「Add/Modify bags and Print boarding passes」を選択。
受託手荷物個数を選択。タイ国際航空は日本路線では重量制を採用しているため、預ける荷物に関しては個数の制限はありません(許容重量は利用クラス、航空券タイプ、会員ステータスなどにより異なる)。
手荷物についての注意事項を確認。問題が無ければ「いいえ」を選択。
受託手荷物タグが印刷されます。
キオスク下部からタグが出てくるのでこれをスーツケースなど預ける荷物に取り付けます。
取り付け方法は以下の通り。半券は無くさないように保管しておきます。
紙の搭乗券が必要な場合はこの時に搭乗券も印刷可能。これで荷物を預ける準備が整いました。
周囲に並んでいるSelf Bag Dropと書かれた自動手荷物預け機を使って荷物を預けましょう。
機械の使い方は以下の通り。
搭乗券のバーコードをスキャナーで読み取ります。トリガーを引くことを忘れずに。
自分の名前、搭乗する便名、行先が表示されるので間違いないか確認。
荷物をベルトコンベアの上に置きます。
自分自身で荷造りをしたか、他人の荷物が入っていないか、荷造り後に目を離していないかといった注意が表示されるので問題なければ「Yes」をタッチ。
預ける荷物にリチウムバッテリーや危険物が入っていないか、問題が無ければ「Yes」をタッチ。
先ほど取り付けた荷物タグのバーコードをスキャン。
最終確認。ベルトコンベアに子供が乗っていないか、荷物タグがきちんと取り付けられ尚且つ上部から見えるか。問題が無ければ「Done」をタッチ。
最終確認。
ベルトコンベアが動き始め、手荷物預かり証が発行されます。
無事、荷物が自動で運ばれていくのを見届けたらこれで手続きは完了。出国審査場へ向かいましょう。
こうして文字にすると手間がかかりそうに感じますが、実際にすべきことは全て画面に表示されるので流れに沿って行うだけで至って簡単。ものの数分で終えることができました。
旅行者の多い時期など通常のチェックインカウンターに行列ができている場合には是非利用してみることをお勧めします。