ここ数年、日本の大手コンビニチェーンによる海外進出、特にアジア各国への展開が目立つようになってきています。
ミニストップは、今月中に日本の小売大手として初めてカザフスタンに進出する予定ですし(関連リンク)、サークルKサンクスは、同社初となる海外店舗を今秋マレーシアに出店することを発表しています(関連リンク)。
現時点での、日系コンビニ大手4社のアジアへの進出国と店舗数は以下のようになっています。
セブン | ファミマ | ミニスト | ローソン | |
---|---|---|---|---|
中国 | 1,881 | 1,011 | 49 | 365 |
韓国 | 6,621 | 7,932 | 1,892 | |
台湾 | 4,830 | 2,851 | ||
タイ | 6,773 | 782 | ||
マレーシア | 1,383 | |||
シンガポール | 569 | |||
フィリピン | 781 | 337 | ||
インドネシア | 83 | 2 | 85 | |
ベトナム | 34 | 16 |
・店舗数データは2012年12月31日時点(セブンイレブンのみ2012月9月30日時点)のもの。
【出典】
・セブンイレブン 企業情報 国内外店舗数
・ファミリーマート 企業情報 地域別店舗数
・ミニストップ 店舗数一覧 2012年12月
・ローソン 2012年12月分 月次事業データ
アジア地域の経済発展と日本国内市場の飽和という2つの側面がこういった状況を後押ししているのでしょうが、インド、カンボジア、ミャンマーなどの日系コンビニ未進出国を含め、まだ出店余地はありそうで、各社共今後もアジアへの進出拡大の動きは続いていくのではないでしょうか。