LCCのタイ・ベトジェットエア、3月29日就航予定

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タイの新しい格安航空会社タイ・ベトジェットエア(Thai Vietjet Air)が3月29日より運航を開始するようです。

タイ・ベトジェットエア
タイ・ベトジェットエアのエアバスA320型機。

地元英字紙のバンコクポスト(Bangkok Post)などが伝えているもので、それによるとまずはバンコク~プーケット線を開設。続いて、バンコク~クラビー、バンコク~ウドンターニー、バンコク~ホーチミン、バンコク~ハノイなどの路線に参入していく計画のようです。

タイ・ベトジェットエアは本家ベトジェットエアと同様に、バンコクではスワンナプーム空港を使用する点が他のタイの格安航空会社との大きな違いですね。バンコク~プーケット線については、プーケット空港の日中の発着枠におそらく空きがないでしょうから、運航時間帯は深夜~早朝になるのではないかと思います。

同社では既にエアバスA320型機を本家ベトジェットエアからリースする形で1機保有していますが、さらに来月中に追加でもう1機導入する予定とのこと(こちらは新造機)。

先日、タイ側の出資者であったカーンエアのオーナーがベトジェットエア側との方針の違いを理由に手を引いたことが明らかになったばかりで、同社の経営・事業計画などについては不明な点も多く不安も残ります。タイ・エアアジア、ノックエア、タイ・ライオンエアの既存LCC3社に比べ後発な分、シェア拡大にも苦労するのではないでしょうか。

ただ、ベトナムでは新規路線開設時に機内でビキニショーなどをやって注目を集めただけに、タイでも何かしら派手なイベントを用意しているかもしれませんね。