バンコク北部からノンタブリー県にかけて現在建設中のMRTの新路線「パープルライン」が今年12月から試験運行を開始するようです。
以前お伝えしたように、この路線における車両の供給や地上設備のメンテナンスなどはJR東日本グループが行うことになっています。
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タイの地元紙などが伝えているところによると、年末年始に利用できるよう12月5日に試験運行をスタート。本格的な営業運転は来年3月末からになるようです。
MRTを運営しているバンコク・メトロ社も同社facebook上で、「10月に車両が届き、試験運行開始は12月中で間違いなし」と明らかにしています。12月5日というのはタイの国王誕生日(父の日)で、1年で最も重要な日なので、たぶん大丈夫でしょう。
パープルラインはチャトゥチャック公園西側のバンスー地区とノンタブリー県のバンヤイ地区を結ぶもので、全長23kmに16の駅を設置。
パープルラインのPR動画(タイ語)。
既存のブルーラインとは違って主要な観光エリアからは離れているため、我々旅行者が利用する機会はそれほど多くないと思いますが、日本企業が関わっているということで開通後はぜひ利用してみたいですね。