大手ホテルチェーンのスターウッドホテル&リゾート(Starwood Hotels and Resorts)が、ミャンマーのヤンゴンにシェラトンをオープンすることを発表しています。
開業は2017年7月を予定。
立地はカンドージー湖畔から東へ100メートルほど行った場所で、同じく米系のベストウェスタン・グリーンヒルやタイ系のチャトリウムホテルなどのあるエリア。
総客室数は375室で、館内にはレストラン2ヶ所やラウンジバーなどの飲食施設のほか、レジャーファシリティとしてシャインスパフォーシェラトン、屋外プール、フィットネスセンターなどを完備する予定。また、ホテルからは湖越しにシュエダゴンパヤーの景観も楽しむことができるとのことです。
世界的なホテルチェーンのうちミャンマーへの進出が早かったのはアコーとベストウェスタンで、現在アコーはヤンゴン、ネピドー、インレー湖でノボテルとMギャラリーを展開。一方のベストウェスタンもヤンゴンとマンダレーで計3軒を運営しています。
ノボテルヤンゴンマックス (Novotel Yangon Max)
ノボテル インレー レイク ミャット ミン (Novotel Inle Lake Myat Min)
レイク ガーデン ネピドー Mギャラリー コレクション (The Lake Garden Nay Pyi Taw MGallery Collection)
ベストウェスタン チャイナタウン ホテル (BEST WESTERN Chinatown Hotel)
ベストウェスタン グリーン ヒル ホテル (BEST WESTERN Green Hill Hotel)
ベストウェスタン プレミア ホテル シュエピダー (BEST WESTERN PREMIER Hotel Shwe Pyi Thar)
またこの他に、首都のネピドーにはヒルトンやケンピンスキーなども既に進出済みです。
ロヒンギャやコーカン族などの少数民族問題や宗教間の対立など、このところミャンマーの国内情勢は決して安定しているとは言いがたいですが、それでも経済的には今後も大きく発展していくことが予想され、大手ホテルチェーンによるミャンマーへの進出はしばらく続いていくのではないかと思います。