タイ政府、ウタパオ空港を首都圏第3空港にする計画

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タイ政府は、パタヤ南部にあるウタパオ空港をバンコク首都圏第3空港として活用していくことを正式に明らかにしています。

バンコクポスト(Bangkok Post)などの記事によると、同空港を使用しているタイ海軍と協定を締結し、’One airport two missions’というキャッチフレーズの下で保安対策や運用面などで今後協力していくとのこと。

ウタパオ空港の新ターミナル

現在建設中の新しいターミナルが来年中には完成する予定で、そうなれば現在のターミナルと合わせ年間300万人の旅客対応能力をもつことになるようです。タイラットなど一部現地紙では来年6月1日に供用開始と報じているところもありますね。

現在同空港で定期旅客便を運航しているのは、バンコクエアウェイズとカーンエアの2社。この他、7月15日からはエアアジアがクアラルンプール線を運航開始することが既に発表されています(関連記事)。さらに、エアアジアは今年末までには中国への路線を複数開設する計画のようです。


新ターミナル完成予想動画。

首都圏空港というのには少し距離がありすぎる気もしますが、パタヤだけでなくサメット島やチャーン島などタイ東部方面へのアクセスには便利になりますね。