マニラのタクシー運賃が値下げ 初乗りが30ペソに

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フィリピン・マニラのタクシー運賃が値下げされるようです。

フィリピン・スター(The Philippine Star)などの地元メディアが伝えているもので、陸上交通料金規制委員会(LTFRB)が発表したアナウンスでは3月19日より初乗り運賃がこれまでの40ペソから30ペソに改訂されるとのこと。

イエロータクシー(空港タクシー)も同様に70ペソから60ペソに減額されるほか、距離加算や渋滞時に加算される料金についても変更があります。

マニラのタクシーの新運賃体系

種別 初乗り 距離料金 渋滞時料金
一般タクシー 30ペソ 500mごとに3.5ペソ 90秒ごとに3.5ペソ
イエロータクシー 60ペソ 500mごとに4.0ペソ 90秒ごとに4.0ペソ

距離料金もこれまでの300メートル単位から500メートル単位に延長され割安に。一方で、渋滞時は現状2分ごとに加算されていたものが90秒ごとに短縮されたため、唯一この部分については値上げという形になります。

ただ、上の記事を読むと実際にメーターの調整が行われるのは4月~6月にかけてとのこと(!)。

マニラではそもそもメーターを使ってくれないぼったくりドライバーも多いですが、メーター運賃が値下げされたことによって、メーターを使わないドライバーがさらに増えた、なんていう事態にならなければいいのですが。