東南アジアへの出店を拡大する鼎泰豐と添好運

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東南アジアの主要都市に行くと、このところよく目にするのが鼎泰豐(ディンタイフォン)と添好運(ティムホーワン)。

鼎泰豐 http://www.dintaifung.com.tw/

添好運 http://timhowan.com.hk/

鼎泰豐は台湾、添好運は香港発祥の外食チェーン。共に点心を中心とした料理を取り揃えていて、鼎泰豐は小籠包(ショウロンポウ)、添好運は酥皮焗叉燒包(チャーシュー入りメロンパン)とそれぞれの看板メニューもよく知られていますよね。

昨日もシンガポールとバンコクでそれぞれ添好運の新店舗がオープンしたとのこと。


シンガポールは7店舗目、バンコクは3店舗目。

鼎泰豐は既に日本国内でも東京を中心に10店舗以上展開していて馴染みがありますが、添好運は日本未進出。気になったので両者が現在進出している東南アジアの都市と店舗数を調べてみると以下のような結果になりました。

鼎泰豐

シンガポール19店舗
マレーシア6店舗 (クアラルンプール5、ペナン1)
タイ3店舗 (バンコク3)
インドネシア14店舗 (ジャカルタ12、タンゲラン1、スラバヤ1)
フィリピン1店舗 (マニラ1)

添好運

シンガポール7店舗
マレーシア3店舗 (クアラルンプール2、マラッカ1)
タイ3店舗 (バンコク3)
インドネシア2店舗 (ジャカルタ2)
フィリピン4店舗 (マニラ4)

こうしてみると出店都市数では両者に大差はないですが、店舗数ではいち早く海外展開を始めていた鼎泰豐が今のところは圧倒。シンガポールやインドネシアでは台湾本国よりも店舗数が多くなっています。

SMメガモール
マニラのSMメガモール1階では鼎泰豐と添好運が隣り合って入居。

東南アジアは中華系の住民が多いこともあってどの国でも両店の人気は高く、今後もこの地域における進出拡大の動きは続いていくのではないかと思います。