香港国際空港は、同空港出発便を利用する乗客に対し2016年8月1日より空港建設費(ACF: Airport Construction Fee)を徴収することを発表しています。
第3滑走路の建設費用として使われるとのことで、出発客及び香港での乗り継ぎ客が対象となります。空港税などと同様に、航空券購入時に切り込みという形での徴収となり、空港で直接支払う必要はありません。
徴収額は搭乗クラスや路線によって違い、それぞれ以下の通りです。
出発便利用客
ファースト・ビジネス | エコノミー | |
---|---|---|
長距離路線 | HKD180 | HKD160 |
短距離路線 | HKD160 | HKD90 |
乗り継ぎ客
ファースト・ビジネス | エコノミー | |
---|---|---|
長距離路線 | HKD180 | HKD160 |
短距離路線 | HKD160 | HKD70 |
長距離路線: 南北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南西太平洋、インド亜大陸
短距離路線: 上記以外の地域(日本、北東アジア、東南アジアなど)
8月1日より前に発券すればACFは徴収されることはないため、今夏以降に香港旅行を計画されている方は可能であれば7月末までに航空券を購入・発券することをおすすめします。
香港国際空港による公式プレスリリースは下記よりどうぞ。
Hong Kong International Airport – Airport Construction Fee Effective on 1 August 2016