今月1日より格安航空会社のタイ・エアアジア(Thai AirAsia)がバンコク~ビエンチャン線に就航しました。先日、早速利用する機会があったのでその様子を紹介したいと思います。
今回利用したFD1040便はバンコク発12時5分、ビエンチャン到着が13時25分というフライトスケジュール。ドンムアン空港にはフライト出発2時間前の午前10時に到着。国際線なのでターミナル1。エアアジアグループのチェックインカウンターは1、2、4番となっていました。
受託手荷物がある場合はまずここでX線に通しセキュリティチェックを受けます。
前日、既にウェブチェックインを済ませていたため、2番のバゲージドロップ用カウンターへ。
結構な行列。
列に並ぶも、なかなか前へ進みません。観察していると、隣にある普通のチェックインカウンターに比べこちらのカウンターの方が行列が長く、しかも進みかたはほぼ同じという状態。荷物を預けるだけなのに一体どうなっているのか謎です。結局30分以上並びようやく手続きが完了。
出国検査場・保安検査場共にガラガラであっという間に制限エリア内に。時間がだいぶ余ったためレストランのS&Pに立ち寄ってガパオライスで腹ごしらえ。
ガパオライスとアイスラテ。ガパオにはやっぱり挽肉を使うべきだと思います。
今回の搭乗口は1番ゲート。
エスカレーターを降り地上階に。
待合エリアで座って待っていると、ビエンチャン行きは出発が遅れるとのアナウンスが入ります。ボーディングパスでは搭乗時刻11時25分となっていましたが、実際に搭乗が始まったのは11時50分。
飛行機まではバスで移動。
おなじみのエアバスA320型機。
機内に入ると、ほぼ満席という感じ。
バックパッカーの姿もちらほらと見受けられます。タイ・エアアジアが就航するまではこの路線は距離のわりに航空券運賃が高かったため、これまでであれば陸路移動していたような人たちも今後は空路を利用するケースが増えてくるでしょうね。
出発は20分ほど遅れたものの、無事に離陸。水平飛行後、ラオスの出入国カードが配られます。出入国カードを書かされるところは東南アジアでも徐々に少なくなってきましたが、タイとラオスの場合は依然どちらも必要です。
機内食メニューと機内誌。
今回お世話になったタイ・エアアジアのフライトアテンダントたち。
フライト中は大きな揺れもなく、13時35分にビエンチャンのワッタイ国際空港に到着。バンコクからは実質1時間程度なのであっという間です。
後方のドアから降り、ターミナルまでは徒歩で向かいます。
ワッタイ国際空港。
空港ターミナルの拡張工事が始まっていました。調べてみると、工事は日本のゼネコン、安藤ハザマが請け負っているようですね。
入国審査場ではノービザではねられる人が続出。日本人やアセアン各国の旅行者はラオスにビザ無し入国できますが、欧米人は観光ビザが必要なケースがほとんどです。
入国審査場にはアライバルビザ(Visa on Arrival)カウンターがあるため、はねられた人たちもアフリカなど一部の国以外の旅行者であればはビザをその場で取得でき大きな問題はありません。でも、普通事前に調べませんか?
到着フロアの様子。
SIMカードカウンターとタクシーカウンター。
市内中心部まではタクシーで。運賃は7ドル。
昨年まではタイからのLCC路線がなかったラオスですが、タイ・エアアジアがバンコク~ルアンパバーン線(2016年3月開設)に次いで、ビエンチャン線にも就航したことで、ずいぶん旅行しやすくなりましたね。あとはビエンチャン~ルアンパバーン間の航空券がもう少し安くなるといいのですが。