2016年から建設が進んでいたセレター空港の新しいターミナルが当初の予定通り今年末までに開業することが発表されています。

チャンギエアポートグループが明らかにしているもので、新ターミナルは年間70万人の旅客に対応。チェックインカウンター4か所、出入国審査6レーン、保安検査場2か所、200人収容可能な搭乗待合室などを完備。
供用開始と共に現在チャンギ空港を使用しているファイアフライ(Firefly)のシンガポール便は全てこのセレター空港に移転します。

同社はシンガポール発着でクアラルンプール(スバン)、イポー、クアンタンの3路線を運航中。
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チャンギ空港では2014年からターボプロップ機など小型機による新たな路線開設や増便を認めていませんでしたが、今後はターボプロップ機でもセレター空港発着という形でシンガポール路線に就航することが可能になります。
ATR-72型機を多数保有しているマレーシアのマリンドエアをはじめ、マレーシアやインドネシアへの新たな路線が開設されるのではないかと思います。
New Seletar Airport Passenger Terminal to be operational by end-2018