格安航空会社のタイ・エアアジアX(Thai AirAsia X)はエアバスA330型機というワイドボディ機を運用しています。
エコノミークラスの座席配列は通常3-3-3となっているのですが、今年になって導入した中古機は元の航空会社が使っていたそのままの仕様、2-4-2配列で運用しているものがあります。
![座席配列2-4-2の機材](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/xj638_1-1024x713.jpg)
今回、バンコクのドンムアン空港から中部国際空港まで同社フライト(XJ638便)を利用した際の機材がまさにこれで、機体記号はHS-XTI。調べてみると、元々はシンガポール航空が使っていたもののようです。
![ドンムアン空港のチェックインカウンター](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/xj638.jpg)
各座席にはシンガポール航空時代の名残として機内エンタメ設備がそのまま付いた状態となっていました。
ただ、機内エンタメは使えません。もしかしたらUSBポートぐらいは、とも思いましたが試したところそれもダメでした。まあ元の電源が切られているのでしょうから当然ですね(笑)。
ただ、座席間隔や幅は通常よりもゆったりとしたものですし、一般のタイ・エアアジアX機のエコノミークラスには付いていないフットレストも付属するなどいつもよりも快適な旅となりました。
![座席間隔・幅も若干広め](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/xj638_4.jpg)
![フットレスト付き](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/xj638_5.jpg)
![ドリンクホルダーも付属](https://www.asiatravelnote.com/wp/wp-content/uploads/xj638_7.jpg)
床の色合いも異なったり、座席もレザーシートではなくファブリック地だったりということで、何となく最後までエアアジアに乗っているという感じがあまりしない不思議な感覚を覚えたフライトでした。