エアアジアグループは、2018年12月12日よりジャカルタのスカルノ・ハッタ空港を発着する国際線をターミナル2に移転すると発表しています。

同グループの国際線は今年1月よりターミナル3発着となったばかりですが、わずか1年も経たずに再びターミナル2に戻ることになります。インドネシア・エアアジアによる国内線は以前よりターミナル2を発着しているため、乗り継ぎ客の利便性を考慮した結果ではないでしょうか。
該当するフライトは以下の5路線となります(ジャカルタ~成田線は9月30日をもって運休済み)。
ジャカルタ⇔クアラルンプール
ジャカルタ⇔バンコク(ドンムアン)
ジャカルタ⇔シンガポール
ジャカルタ⇔ペナン
ジャカルタ⇔ジョホールバル

公式アナウンスによると、12月12日午前3時以降に同空港を発着するフライトから順次ターミナル2利用に切り替えていくとのことです。
なお、ターミナル移転に伴うスケジュール変更はなく、ターミナル2Fでは73~80のチェックインカウンターがエアアジアグループ用に割り当てられます。
スカルノ・ハッタ空港を運営・管理するアンカサプラ2(PT Angkasa Pura II)は、将来的にターミナル2をターミナル1と同様に国内線専用ターミナルとする計画を明らかにしていましたが、このタイミングでエアアジアがターミナル2に戻るということで、当面ターミナル2は国際線・国内線供用ターミナルとして今後も使われていくことになりそうですね。