エアアジア、ベトナムで新たなLCCを設立

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エアアジアグループはベトナム国内で新たな格安航空会社を設立することを明らかにし、本日、合弁するベトナム現地企業と事業提携の覚書に調印したことを発表しています。

AirAsia signs Memorandum of Cooperation for Vietnam JV – AirAsia Newsroom

エアアジアニュースルームより
エアアジアニュースルームより

現地合弁先はティエンミントラベルグループ(Thien Minh Travel Group)。同グループはハイアウアビエーション(Hai Au Aviation)という航空事業も行なっています。

エアアジアは現在マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、インド、日本の計6か国で9つの現地法人を展開中。今回のベトナムが7か国目ということになります。

エアアジア (AK) マレーシア
エアアジアX(D7) マレーシア
タイ・エアアジア (FD) タイ
タイ・エアアジアX (XJ) タイ
インドネシア・エアアジア (QZ) インドネシア
インドネシア・エアアジアX (XT) インドネシア
フィリピン・エアアジア (Z2) フィリピン
エアアジア・インディア (I5) インド
エアアジア・ジャパン (DJ) 日本

エアアジア
エアアジアのエアバスA320型機

現時点でベトナムのLCCはベトジェットエア(Vietjet Air)とジェットスター・パシフィック(Jetstar Pacific)の2社のみ。

エアアジアグループがベトナムにLCCを設立することでベトナム国内線はもちろんのこと、ベトナム~シンガポール間やベトナム~カンボジア間といった現在直行便を開設できない路線にも今後参入することが可能になりますね。

航空会社の名称はまだ未定のようですが、普通に考えればエアアジア・ベトナムあるいはベトナム・エアアジアあたりが有力でしょうか。