ビエンチャンのワッタイ空港から市内中心部へは路線バスを利用しました。

昨年1月から始まった路線で、ワッタイ空港とCBS(セントラルバスステーション、通称タラートサオバスターミナル)を所要時間約30分で結んでいます。
使われているのは京都市から贈られた中古バス。

空港出発後はセータティラート通りを東へと進んで行くルート。途中のバス停は全部で11か所あり、それぞれA1、A2、A3といったように番号が付けられています。
ワッタイ国際空港
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サンジャンプラザ (A1)
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Sパークデザインホテル (A2)
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メコンホテル (A3)
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ウィンドウエストレストラン (A4)
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ワット・オントゥー (A5)
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ワット・ミーサイ (A6)
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ナムプ広場 (A7)
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AVホテル (A8)
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サバイディーアットラオホテル (A9)
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セッタパレスホテル (A10)
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チャルーンサイホテル (A11)
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CBS(タラートサオバスターミナル)

運賃は片道1万5千キープ(約200円)。ラオスのバスとしてはやや高めの料金設定ですが空港からタクシーを利用すると6万キープ(約800円)かかるため、4分の1の料金で市内中心部まで移動することができます。

この空港線は現在1日16本運行中。空港発のダイヤは以下の通りです(2019年3月時点)。
時刻表
09:15
09:55
10:35
11:15
11:55
12:35
13:15
13:55
14:35
15:15
15:55
16:35
17:15
18:35
19:55
21:15
(参照: VIENTIANE CITY BUS)
本数はそれほど多くはないものの、そもそものワッタイ空港を発着する便が少ないのでこれ以上バスを増やしても乗客は集まらないのでしょう。実際、今回空港で乗車してからワット・ミーサイというバス停で降りるまで乗客は自分一人、貸し切り状態でした。



これまでワッタイ空港からの移動手段としては定額制タクシーあるいは空港の外でトゥクトゥクを捕まえるかぐらいしか方法がありませんでしたが、今後は時間さえ合えばこの路線バスで十分かなと感じました。