ビエンチャン中心部（ナンプ広場周辺、タラートサオモール内、タラートサオ周辺）をざっと周り、日本円と米ドルについてそれぞれ両替所のレートをチェックしてみました。
ラオスの特徴としては自国通貨であるキープ(Kip)のほかに、米ドルとタイバーツが広範に流通している点が挙げられると思います。米ドルに対しては実質的なペッグ制を取っているためドル・キープのレートに大きな変化は無く、そのため日本円・キープの為替相場はドル・円のレートに大きく依存することになります。
ドルに関しては高額紙幣の方がレートが良く、100ドル及び50ドル紙幣と20ドル以下の紙幣では異なるレートが設定されているケースがほとんどです。これはタイバーツに関しても同様。
今回チェックした銀行・両替商は以下の9か所。
それぞれの両替所における日本円及び米ドル（100ドル紙幣）の両替レートは下記の通り。
日本円
ラーンサーンエクスチェンジ 77.50
インターマネーエクスチェンジ 77.20
アフィナン（薬局） 76.30
BCEL 76.14
ナンアン 76.00
サーイコーン 76.00
ラオス開発銀行 75.29
ST銀行 74.61
ポンサワン銀行 74.34
米ドル（100ドル紙幣）
インターマネーエクスチェンジ 8,700
ラーンサーンエクスチェンジ 8,680
サーイコーン 8,600
アフィナン（薬局） 8,580
ナンアン 8,570
ポンサワン銀行 8,562
BCEL 8,561
ラオス開発銀行 8,560
ST銀行 8,560
まとめ
日本円、米ドル共にレートが良かったのはタラートサオモールのすぐ北側にあるインターマネーエクスチェンジ(Inter Money Exchange)とラーンサーンエクスチェンジ(Lanexang Exchange)。この2軒の両替所は隣り合っています。
場所はラーンサーン通り沿いで地図は以下を参考にして下さい。
タラートサオモール内の両替所よりはかなりレートが良かったのでおすすめです。
パトゥーサイやタートルアンへ向かう途中に位置し、またすぐ隣にはツーリストインフォメーションもあるため、それらへ行くついでに立ち寄れるのも便利。
あと、今回はオープンしていなかったためチェックはできなかったのですが、この2軒のすぐ近く、コンビニのMポイントマートを挟んで反対側にももう1軒両替商がありました。おそらくここもレートは悪くないと思います。
タラートサオモール内にはBCEL、ラオス開発銀行、ポーンサワン銀行など主要銀行の支店が揃い、私設両替商も数店舗入っていますがどこもレートは一般的。あえてモール内で替える必要は無いですね。
また、旅行者の一番多いナンプ広場周辺であれば薬局のAphinan Pharmacyが周辺の他両替所よりわずかにレートが良くおすすめです。
地図。
上記結果からもわかるように、日本円はラオス国内での取引量が少ないため米ドルに比べて各両替所間のレートの開きが大きく、まとまった金額を換える場合にはレートの良い両替所を選ぶことが大切だと思います。
