タイ国際航空、事前座席指定を一部有料化

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タイ国際航空(Thai Airways International)は、最前列席(フロントロウ)や非常口席(イグジットロウ)など一部座席の事前指定を有料とすることを発表しています。

TG Preferred Seats
タイ国際航空公式サイトより

同社が運航する2019年7月27日以降の国内線及び国際線の全線が対象。

指定料金はゾーンごとに分かれていて、例として日本~タイ路線で最前列席や非常口席を指定する場合は片道1,600バーツ(50米ドル)。この他、バンコク~香港間は片道960バーツ(30米ドル)、タイ国内線は片道480バーツ(15米ドル)などとなっています。



ビジネスクラスとして販売されているファーストクラス座席の指定も追加料金を徴収し、こちらも路線によって40ドル(1,280バーツ)~。

エコノミークラスの最前列席や非常口席は一般的な座席に比べ足元の間隔が広いため人気がありますが、追加料金を払ってまでとなると考え直す方もいるのではないでしょうか。なお、通常座席の窓側あるいは通路側などを指定する場合はこれまで同様無料です。

先日、ANAが国際線のエコノミークラスで事前座席指定を一部有料化しましたが、東南アジアの航空会社でも既にシンガポール航空、マレーシア航空、ベトナム航空などが同様に一部有料化を行なっています。

座席を指定すると追加料金がかかるというのはLCCだけでなくレガシーキャリアおいても一般的になりつつありますね。

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タイ国際航空における事前座席指定の詳細は以下の公式アナウンスよりどうぞ。

Preferred Seats | Flight Search Online | Thai Airways