航空関連情報のデータ収集・提供を行うイギリスのOAGが2019年の航空会社定時運航率を発表しています。

それによると、昨年1年間で最も時刻表通りに運航した航空会社はガルーダ・インドネシア航空(Garuda Indonesia)で、定時運航率は95.01%。2位にはパナマのコパ航空、3位に日本のスカイマークがランクインしています。
「定時運航」とは当初のフライトスケジュールから15分以上遅延することなく出発・到着したフライトが該当。全フライトに占めるこの割合が定時運航率(オンタイム・パフォーマンス)ということになります。
2019年のトップ10は以下の通り。
定時運航率トップ10(2019年)
順位 | 航空会社名 | 定時運航率 |
---|---|---|
1 | ガルーダ・インドネシア航空 | 95.01% |
2 | コパ航空 | 92.01% |
3 | スカイマーク | 90.12% |
4 | ハワイアン航空 | 87.40% |
5 | LATAM航空グループ | 86.41% |
6 | アエロフロート | 86.30% |
7 | ANA | 85.92% |
8 | ジェットスター・アジア | 85.48% |
9 | シンガポール航空 | 85.32% |
10 | タイ・エアアジア | 84.49% |
(出典:OAG)
OAGでは空港別の定時運航率も併せて公表していて、大型空港(全出発便の年間提供座席数1,000万~2,000万)部門では伊丹空港がトップに輝いたほか、メガ空港(全出発便の年間提供座席数3,000万席以上の空港)部門では羽田空港が2位に入っています。
航空会社の地域別順位や空港の規模別順位など詳細データについては以下よりどうぞ。
Punctuality League 2020 – OAG.com (PDF)