昨日、国際線の運航再開を発表した格安航空会社のタイ・エアアジア(Thai AirAsia)ですが、今後はカンボジア、マレーシア、シンガポールなどへの路線を再開すると明らかにしています。
同社のサンティスック最高経営責任者(CEO)によると、バンコク~モルディブ線に続いて近日中にはバンコク~プノンペン線の運航スケジュールを発表予定。
さらに、今年第4四半期から来年第1四半期にかけてマレーシア、シンガポール、ベトナム、インド、香港などへの国際線を順次開始するとのこと。一方で、日本路線(タイ・エアアジアX便)や中国路線の運航再開は来年第2四半期以降にずれ込むとしています。
“ไทยแอร์เอเชีย” มั่นใจฟื้นตัวปีหน้า ลุ้นบินตปท.100%ดันกำไรปี66 – กรุงเทพธุรกิจ
日本からタイへはワクチン接種済みなどの条件を満たせば隔離なしで渡航できるようになりましたが、日本側が水際措置を大幅に緩和しなければ、観光客の利用が中心のLCCとしては路線再開にはなかなか踏み切れないということではないでしょうか。
なお、国内線についてはタイ・エアアジアは先月以降徐々に運航路線・本数を増やしていて、10月は1日あたり20~30便、運用機材は10機程度だったものが、今月に入ってからは1日あたり40~50便を運航。運用機材も20機、路線数は36路線にまで拡大しています。
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