今年中にピーチ(peach)やジェットスター・ジャパン(Jetstar Japan)、エアアジア・ジャパン(AirAsia Japan)などが続々と運航を開始することもあって、ようやく日本でも格安航空会社(LCC)が注目されるようになってきました。
現在、日本との間に国際路線網を持つ海外LCCは、エアアジア(マレーシア)、ジェットスター航空(オーストラリア・シンガポール)、セブパシフィック航空(フィリピン)、春秋航空(中国)などがありますが、路線数・運航本数が多いのは何と言ってもお隣韓国のLCCです。
2012年1月末現在、日本への路線を運航している韓国LCCをまとめてみました。
済州航空 (Jeju Air) http://jp.jejuair.net/

2005年、済州島(チェジュ島)を拠点に創設された韓国LCCの先駆け的存在。名古屋―ソウル(金浦)、関空―ソウル(金浦)、関西―ソウル(仁川)、関西―済州、北九州―ソウル(仁川)などの日本路線を運航中。3月24日より名古屋―ソウル(金浦)線、さらに3月30日からは福岡―ソウル(仁川)線にも就航することを表明。北九州線は4月22日で撤退予定。航空会社コードは7C。
エアプサン (Air Busan) http://www.airbusan.com/AB/airbusan/japan/main.jsp

アシアナ航空、釜山市などが出資し2007年末に設立。ハブ空港は釜山・金海国際空港。2010年3月に福岡―釜山に就航したのを皮切りに、関空―釜山、成田―釜山とあわせて現在日本便3路線を運航中。航空会社コードはBX。
ジンエアー(Jin Air) http://www.jinair.com/Language/JPN/

2007年12月に大韓航空子会社として設立。ジーンズ、ポロシャツなどのカジュアルな制服が特徴。日本路線としては2011年7月より新千歳―ソウル(仁川)間に定期便を就航中。航空会社コードはLJ。
イースター航空 (Eastar Jet) http://www.eastarjet.com/

2007年10月設立。現在、成田―ソウル(仁川)線、新千歳―ソウル(仁川)を運航するほか、2012年3月30日より関空―ソウル(仁川)線への新規就航を発表している。新千歳便は3月22日をもって撤退することを表明。航空会社コードはZE。