ベトナム国内線を運行している航空会社、エア・メコン(Air Mekong)が今月末を持って全路線の運行を一旦停止することを明らかにしています。
2009年に創設され、2010年10月からホーチミンやフーコック島を中心に路線を展開していた同社ですが、初就航から2年半を待たずに撤退という形になりました。
これによって、3月以降定期路旅客便を運航するベトナムの航空会社は、ベトナム航空、ベトジェットエア、ジェットスター・パシフィック航空、ベトナムエアサービス(VASCO)の計4社ということになります。
エア・メコンによると今後の状況次第では再運航も視野には入れているようですが、後発の格安航空会社ベトジェットエアが急拡大している現状を見ると、それに対抗するビジネスモデルを打ち出さない限り、再建ははなかなか容易ではない気がします。