先日、バンコク・スワンナプーム国際空港の出発フロア(4階)にタクシーで到着すると、これまではなかった下記のような金属製の回転式ゲートが新たに設置されていました。
よく見ると、車寄せから空港ターミナル方向へは入れるのですが、その逆、ターミナルから外側へは行けないような仕組みになっています。
先月現地メディアが、出発フロアでのタクシー乗車について取締りを強化するという報道をしていましたが、正直ここまでしっかりしたものを造るとは思っていませんでした。
ご丁寧に注意書きもあります。
「安全」のため1階の4番及び7番出口付近のタクシーを利用するように。
今までは、客を空港へ送ってきたタクシーをそのまま捕まえてバンコク市内へ向かう、という方も多かったと思いますが、今後はそういった裏技も使えなくなりそうです。
現在各ゲートには警備員もいて見張っているような状態ですし、50バーツの追加料金はかかるものの素直に1階のパブリックタクシー乗り場を利用するのがよさそうですね。
また、タクシー運転手としても、スワンナプームへ行っても帰りに客をすぐに捕まえるということができなくなったので、市内からメーターで行きたがらないタクシーが多少増えるといった副作用があるかもしれません。