ベトナム中部のダナンから世界遺産の街ホイアンまで路線バスを使って移動したので紹介します。
このバスのダナン市内の乗り場は幾つもありますが、旅行者に一番わかりやすいのは、チャンフー通りのダナン大聖堂前。
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道路を挟んで反対側は、バンブーグリーンホテル(Bamboo Green Hotel)。
ハン川沿いのバクダン通りにもバス停がありますが、その後ぐるっと市内を回ってからホイアンに向かう事になるのでチャンフー通りで拾ったほうが時間的にロスが少なくおすすめ。
ダナン中心部を巡回しながら客を拾っている間は、バス停以外でも手をあげれば停まってくれることも多いです。
バスは目立つ黄色の車体で、フロント部分にダナン・ホイアンと大きく書かれているので一目でわかります。
乗り込んでから20分位経つと車掌が料金を徴収にやってきます。ホイアンまでは片道1万8千ドン(約90円)なのですが、外国人と見るとたいてい吹っかけてきて、ナム・ムオイ・ギン(5万ドン)などと平気で言ってきます。
そもそも定額のものを交渉しようとすると面倒くさいことになるので、無視して黙って1万8千ドンを渡せば問題無し。英語もベトナム語もわからない振りをしていたら向こうもあきらめました。乗る前にきちんと小額紙幣を用意しておくとよいと思います。
途中、観光名所の五行山(マーブルマウンテン)の近くを通ります。ダナンからここまでは約30分。
人や荷物を積み込んだり降ろしたりしながら終点のホイアン・バスターミナルまでは所要50分ほどかかります。
バスターミナルは町外れにあり、そこからホイアン中心部までは1~2キロ程の距離。バイクタクシーで行くのが簡単で、要交渉ですが3~4万ドン(150~200円程度)です。
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ホイアンのバスターミナルにはバイタクが溜まっています。彼らはそんなにぼってこないので交渉は非常に楽。
ダナン市内を出発してから約1時間でホイアンの世界遺産地区に到着。かかった料金は1万8千ドン(バス)+4万ドン(バイタク)で計5万8千ドン(約300円)でした。
まずはその辺のカフェにでも立ち寄ってのんびりしましょうか。
今回自分は路線バスを使いましたが、ダナン~ホイアン間はバイクタクシーやタクシーで移動することも可能です。所要時間は40分弱で、バイタク10ドル、タクシー20ドルぐらいが相場です。
また、ダナン国際空港から直接ホイアンに行く場合もタクシーで20ドル程度です。ダナンはホーチミンやハノイと違って悪徳タクシーがほとんどいないので、ぼったくりに合う確率は低いと思います。もちろん最低限の注意は怠らないようにしましょう。