タイ国際航空、バンコク―仙台線を3月末で運休へ

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タイ国際航空(Thai Airways)は現在週3便で運航しているバンコク-仙台線を3月末で運休するようです。同路線は先月開設したばかりだったので、実質3ヶ月間という短期間での休止となります。

公式サイトを見ると、バンコク発が3月29日、仙台発が3月30日の便が最後で、それ以降は予約ができなくなっていますね。

タイ国際航空
同社グローバルサイトのトップページには、皮肉にも仙台の新規就航を知らせるバナーがまだ使われています。

先月就航した際も、一応冬季限定ということだったとは思うのですが、昨年の札幌線のようにそのまま春以降も継続されると考えていたので残念です。

河北新報社の記事を見ると、バンコクで現在起きている反政府デモの影響でタイを訪れる日本人旅行者が減少したことが直接の原因となったようです。

但し、同社は先日、羽田―バンコク線をダブルデイリーに増便することを発表(関連リンク)したばかりですし、4月以降のデモの状況が不明な中での決定は、仙台の需要が予想したほどではなかったという面もあるかと思います。