バンコクのエアポートリンク・マッカサン駅に併設されているシティエアターミナルの様子を紹介します。
「シティエアターミナル」という名前の通り、空港に行かずともここで搭乗手続きができるのですが、残念ながら現在チェックインカウンターを設けているのはタイ国際航空1社のみです。
さらに、スワンナプーム空港までのエクスプレスラインの切符購入(150バーツ)も必要で、現状ほとんど利用者が無くがらんとしています。
チェックインカウンターがずらりと並ぶターミナル3階。
タイ国際航空の16~18番カウンターのみオープン。
カウンターが開いているのは7:00~21:00で、フライト出発の3時間前までチェックインが可能です。ヒマそうにしているスタッフに聞いたところ、1日の利用者はわずか20~30人とのことでした(2013年12月時点)。
入口には空港と同様にカートの用意が。
ターミナル内には出発案内表示も。
ボード右側のチェックインカウンターの欄を見ると、タイ国際航空の部分だけ16~18となっていて、その他の航空会社は空港(สนามบิน)と表記されています。
VATリファンド(還付金)手続きも可能。
エクスプレスラインの改札口。乗客を発見。
マッカサン駅~スワンナプーム空港間のエクスプレスラインの運行時間は6時~24時。電車は45分に1本の割合で有り、1日に25本が運行されています。
ターミナル外の様子。
しばらくしてまたターミナル内に戻るもののやっぱり誰もいません・・・。自分の靴音が響きわたるほど静かです。
こういう状況で宣伝効果があるのか不明ですが「中国高速鉄路展」なんてものもやっていました。
和諧号。
下手な地方空港のターミナルよりよっぽど立派で広い上に、スワンナプーム空港までは約15分という短時間でのアクセスが可能なので、現在の状態はすごくもったいなく感じますね。
今年中には各航空会社のチェックインカウンターが設置される計画があるのですが(関連記事)、利用者を増やすためにはマッカサン駅自体の使い勝手を良くしたり、エクスプレスラインの運賃を引き下げたりするなどの対策も必要でしょうね。
より大きな地図で マッカサン シティ エア ターミナル (Makkasan City Air Terminal) を表示