バンコク・スクンビットのトンロー(ソイ)にあるサービスアパート、サマセット・スクンビット・トンロー(Somerset Sukhumvit Thonglor)に泊まったので紹介します。

31階建ての高層サービスアパート。
予約
宿泊日の10日ほど前にスタジオ・エグゼクティブという下から2番目のクラスの部屋を予約。1泊朝食付きで約12,000円(税・サ込み)でした。
ロケーション
ロケーションはスクンビットのトンロー(ソイ55)沿い。スクンビット通りから来た場合は、トンロー・ソイ5を過ぎてすぐ左手になります。
通りを挟んで向かい側にスーパーや飲食店が集まったトップスマーケットプレイスがあるのが便利。
トップスマーケットプレイス。中にはスターバックスやバーガーキングなども。
最寄駅のBTSトンロー駅までは徒歩10分ほど。レセプションで尋ねたところ、専用のトゥクトゥクでトンロー内の移動が可能で、さらに11時~15時まではプロンポン駅までの送迎も行なっているとのこと。
正午ごろホテルに着きチェックインしようとすると、ツインの部屋だったらすぐに用意できるがダブルルームは30分ほどしないと空かないという返事。その間、向かいにあるスタバで時間をつぶすことに。
スタッフは日本人宿泊客に対しては名前を「~さん」と呼んでくれます。ロビーには読売や日経といった新聞に加え、日本語のフリーペーパーも数誌置かれていて、日本人の利用者が多いことがうかがえます。
客室
今回割り当てられたのは27階の部屋。
入ってすぐがキッチン・ダイニングスペース。電子レンジ、食器・調理器具類、大型冷蔵庫、トースター、電気ケトル、カトラリー、ダイニングテーブルなどと充実した装備。長期滞在する場合でもそのまま何不自由なく過ごせそうです。洗濯乾燥機もここに置かれていて、きちんと洗剤も用意されていました。
ベッド。マットレスは適度な硬さで寝心地は良好。
広々とした室内。窓が大きく取られ明るい雰囲気なのも好印象。
ワークデスクは広くしっかりした造りで、パソコンでの作業の際にも非常に使いやすかったです。
クローゼット内にアイロン、アイロン台、使い捨てスリッパ、ガウンなど。
窓際にはソファも置かれていました。

小さいものの一応バルコニー付き。
室内ではもちろんフリーWi-Fiが提供されています。速度を計り忘れてしまったのですが、滞在中は終始快適に利用できました。
バスルーム
バスルームも十分なスペースが取られ、バスタブ付き。しかもかなり深さがあります。
バスアメニティはシャンプー、ボディソープ、歯ブラシセットなどと少なめ。同じアスコット系列のシタディーンと同様のものを使っているようです。
隅々まで非常に清潔。トイレにはウォシュレットの簡易版、エコシャワー付き。
館内の様子
レストラン、プール、フィットネスなどは全て9階に。そこから上が客室フロアとなっています。
インフィニティプール。サイズ的には小型。

飲食施設
朝食付きのプランだったのですが寝過ごして食べる時間がなかったため詳細は不明。ただ、館内1階に入っているバーンアイス(Baan Ice)というレストランで夕食をとったので代わりに紹介します。
牛角と目利きの銀次という日系レストラン2軒の間に挟まれている形。
バーンアイスはバンコクではそれほど数が多くない南タイ料理のお店。店名は「アイスさんの家」という意味です。
ほとんどの料理が1品100~200バーツ程度。
天井が高く内装もおしゃれで、場所や雰囲気を考えれば比較的リーズナブルと言えるのではないでしょうか。南タイ特産のバイ・リアンを使った炒め物や定番のケーン・ソムなどを注文。
昔プーケットに1年近く住んでいたことがあるのでどれも懐かしい味。各料理共にレベルが高く、ロート・チョンなどのタイスイーツ類も美味しくここはおススメです。
総評
早朝チェックアウトする際に、ゴルフバッグを抱えた日本の方を多く見かけましたがやはり日本人滞在者がかなり多いようです。
周囲には人気のお店やナイトスポットも多く、シーロムやサイアムエリアなどのホテルと比べるとスワンナプーム空港から距離的に近いという利点もあります。
BTS駅からやや距離があるのが欠点と言えば欠点かなという程度。それ以外は特に不満もなく、スタッフの対応を含め非常にレベルの高いサービスアパートだと思います。
料金・空室検索: サマーセット スクンビット トンロー (Somerset Sukhumvit Thonglor)
住所: 115 Sukhumvit 55 (Thonglor), Sukhumvit Road, Klongton Nua, Wattana, Bangkok 10110
電話: +66 2 365 7999